40歳くらいまでは、面接に行けばその場で決まることが多かった。
「じゃあ明日から来て」なんて言われるのも珍しくなかった。
あの頃は、仕事が向こうから近づいてきていたような感覚だった。
それが、60歳が近づいた今は違う。
面接が終わると「結果は後日ご連絡します」と言われる。
その“後日”がやたら長い。1週間、時にはそれ以上。
待って、待って、
結局は不採用の連絡。
何がダメだったのかは教えてもらえない。
手応えがあったような気がしても関係ない。
ただ静かに落とされる。
若い頃と同じようにやっているつもりでも、
見られているものが違うんだろうと思う。
経験もある。
仕事だってちゃんとやってきた。
でも、それだけじゃ足りないらしい。
年齢というだけで、
慎重に見られて、比べられて、
最後は外される。
正直、なかなか辛い。
ただ、止まるわけにもいかない。
また次の面接を探して、応募して、
同じようなやり取りを繰り返す。
簡単ではないけど、
やるしかない。
そんな一日。